vol.2 「”夢の実現"について〜世の中の2種類のタイプ〜」

こんにちは!

 
第2回目の今回は、”夢を持つこと”について書きたいと思います。
 
結論、私は夢を実現するためには、夢を持ち続けることが大切だと考えています。
 
理由はシンプルで、夢は必ず実現できるものだと、信じているからです。
 
どいうことか、具体的に説明していきたいと思います。
 
 
皆さんは小学生の時に描いていた夢を今、実現できているでしょうか?
9割以上の方が「No」と答えるのではないでしょうか。
 
私はそれは、夢を実現することができなかったのではなく
”夢を持つことを諦めた”結果だと考えています。
 
私を例に挙げて考えてみたいと思います。
 私の小学生の頃の夢は「プロ野球選手になること」でした。
小学校の卒業論文にも「3億円プレイヤーになる」と書いています。
ちなみに今で言うところの3億円プレイヤーは、巨人の坂本選手やヤクルトの山田選手などですね。
すごい笑
 
しかし、私は中学生を卒業する頃には将来の夢を「検察官になること」に変えていました。
 
理由は明確です。
プロ野球選手にはなれそうにない」と判断したからです。
中学生になり、これまで見ていた全ての世界が一気に広がりました。
それは野球も例外ではありませんでした。
 
中学生からシニアチームに入り、硬式ボールでプレーする選手。
大会で自分より成績を残している選手。
そして何より、周囲にプロ野球選手になった人がいなかった、という事実。
これらを目の当たりにして、「今の自分ではプロ野球選手になれない」と、そう判断しました。
 
そして、当時テレビで放送されていた『HERO』というドラマを見て、
木村拓哉さん演じる主人公のような検察官になりたいと思い、将来の夢を変更しました。
 
 
上記をご覧いただければもうお分かりになると思います。
少なくとも私は
夢を実現できなかったのではなく、
そもそも夢に向けた努力を一切していませんでした。
 
今振り返ると、検察官になる夢を掲げたのも
学校で成績が1位だった私は、「勉強なら他の人に勝てる」と考えたのだと思います。
 
ちなみにですが、私は大学で法律楽部法律学科に入学し、4年間法律を勉強しましたが
現在、私は検察官でもなければ弁護士でもありません。
今は、法律とは無縁の(無縁は言い過ぎですが笑)サラリーマンとして働いています。
 
なぜか。
理由は、プロ野球選手になるという夢を諦めた際と全く同じです。
 
大学に入り、世界が広がり、法律家を目指す人たちに囲まれた時に
「検察官になるのは容易ではない」と思ったからです。
 
 
ここまで書けば十分でしょう。
私は夢というものを、常に今の自分を起点にして
「実現できるか否か」という判断でしか考えられていませんでした。
 
プロ野球選手になれなさそうだから、検察官。
検察官になれなさそうだから、サラリーマン。
というように、”できること”という枠の中でしか夢を考えられなくなっていました。
 
ここまで書いてみて、もはやこれを”夢”と呼ぶのかすら怪しくなってきましたね笑
 
ですから、先述したように
夢を実現できなかったというよりも
夢に向けての努力を一切していないままに
勝手に自分で夢を変更していただけなのです。
 
正直多くの方が、私と同じような経緯を辿っているのではないでしょうか。
 
・世の中そんなに甘くない
・現実を見ろ
とはよく言いますね。
多くの人が、勝手に「夢の実現は容易ではない」と捉えてしまっているから
その考えが世の中に散漫してしまっているではないかと私は考えています。
 
 
本当に夢の実現は難しいのでしょうか?
 
 
夢の実現に向けて努力に努力を重ね
全てをやり尽くした結果、それでも実現できなかったのであれば
「夢は実現しない」ということに説得力はあるでしょう。
 
しかし、そのような努力をした人が世の中にはあまりにも少ないのではないでしょうか。
 
少なくとも私は、そのような本当の意味での”夢を実現できなかった人”に出会ったことがありません。
大抵の人が途中で、自分で勝手に夢を変更しただけの人です。
 
そして限られた一部の人だけが、小学生の頃のように純粋に夢を持ち続け、
努力に努力を重ねた末に夢を実現しているのです。
※努力にも様々な定義があると思いますし、私は無努力主義を主張しています。今回は便宜上”努力”と表記しています。
 
 
私はこの2種類の人を下記のように命名しました。
======================================
途中で夢を変更してしまう人=Changer(夢変え人)
夢の実現まで夢を追い続ける人=Dreamer(夢追い人)
======================================
 
 
そしてそれぞれの特徴は下記の通りです。
-----------------------------------------------------------------------------
Changer:
・”現在”からの積み上げ思考
・自分の”Can"を優先する
・同調性バイアスが強く柔軟性がある
・沢山の理由づけをしてから選択する(思考が先)
Dreamer:
・”未来”からの逆算思考
・自分の”Will"を優先する
・同調性バイアスが弱く一貫性がある
・直感的に選択をし後から理由がついてくる(行動が先)
-----------------------------------------------------------------------------
 
 
世の中の多くの人がChangerだからこそ、その影響力は大きなものがあり
せっかく 多くの人は小学生ぐらいまではDreamerだったのに
いつの間にか、高校生や大学生ぐらいまでにChangerに変わってしまっているのです。
 
ここでおそらく、「ChangerはChangerで、今が幸せならそれで良いじゃないか」
 という意見が出てくると思います。
私も同感です。幸せならChangerで良いと思います。
 
しかし、幸せでないなら小学生の頃のようにDreamerに立ち返るべきだと考えます。
 
私の定義する”幸せでない”状態とは、憧れがある状態です。
例えば、
・「あいつはあんなに稼いでいて良いな」
・「あいつは綺麗な人と結婚していて良いな」
といったものです。
 
正直、憧れの無い状態「今に完璧に満足している」という状態はほぼ無いのではないでしょうか。
どこかに皆、憧れや嫉妬の感情を持っていると思っています。
 
では、なぜDreamerになるべきか。
それは、”後悔したまま死んでほしくない”からです。
 
Dreamerとは言わば、夢(憧れ)の実現に向けて行動し続ける人です。
そこには「やっておけば良かった」という後悔は存在しません。
 
一方でChangerは、夢(憧れ)は持ったまま、そこに向けての行動をしておらず
目の前の”できること”のみにパワーを注いでいる状態です。
言わば、自分の延長線上に夢(憧れ)が無い状態です。
そこには必ず「やっておけば良かった」という後悔が付き纏います。
 
後悔という負の感情を持ったまま死ぬか。
「やれるだけやった」という満足の正の感情を持って死ぬか。
 
私なら後者を選びます!
 
 
夢を持ち続け、それでも実現できなかった人に出会ったことがないからこそ
私は冒頭記述したように、夢は必ず実現するものだと信じています。
 
なりたい職業、行きたい場所、欲しい物、付き合いたい相手、結婚したい相手等々、
挙げればキリがありませんが、これらは全て、夢として掲げ続け行動し続ければ
必ず手にすることができます。
 
私は夢だらけです笑
これまではChangerでしたが、これからDreamerとして生きていくと誓いました。
 
是非これを読んだ読者の皆さんにはDreamerであり続けてほしいと思います!
 
 
長くなりましたが、お読みいただき誠にありがとうございました。
 
 
 
 
 
たっこん