vol.6 「人間の2つのタイプ〜バランス型人材の重要性〜」

こんにちは!

 
今日は、人間のタイプ(合理的・情理的)ついて書きたいと思います。
 
人間はいくつかの角度からタイプ分類できると思いますが
物事の捉え方、重視する考え方などから大きく
・合理的
・情理的
の2種類に分けられると思います。
 
合理的とは、データなどをもとに「正しさ」を重視するロジカルなタイプです。
情理的とは、自分の直感や感覚などをもとに「好み」を重視するフィーリングなタイプです。
 
そして、私は人と協働する際には以下の2つが大切だと考えています。
①人によってタイプは異なるという前提を持つこと
②どちらのタイプも兼ね備えたバランス型人材になること
 
詳しく解説していきます。
 
①は、読んで字のごとくです。
どちらが正しい、ということもないと思うのです。
育ってきた環境、積んできた経験、そもそもの遺伝子ベースで人によって異なるわけなので
タイプの変更や習得は容易ではないです。
ありのままを受け入れましょう。
 
大切なのは②です。
タイプの変更や習得は容易ではない、と先述しましたが
どちらのタイプでもある”バランス型”の人になれれば、協働が円滑にできるようになると思います。
なぜなら万人の気持ちがわかるからです。
 
協働がうまくいかない、つまり対人関係がうまくいかない大きな要因は
「相手の気持ちが理解できない」
というものだと私は考えています。
 
「なんであんなことをするんだ!」
「あんな言い方しなくても良いのに。。」
など、自分の理解を超えた範囲での言動は、体力気力ともに磨耗します。
 
そして、その”理解”に大きく影響を及ぼすのがタイプだと思うのです。
タイプが同じ人であれば、その理解は容易であり
タイプが異なる人であれば、その理解は難解になります。
 
ですからバランス型人材になることが重要なのです。
 
ちなみにですが、上記の理由から
私は会社などで新人を担当する最初の上司は、その新人と同じタイプであるべきだと考えています。
例えば、情理型の新人に合理型人材の上司をあてて、合理的思考を学ばせようとする人がいますが
それは、初期配属の際である必要はないと思います。
新人からすると学び以上に、体力気力の磨耗が勝ります(私の実体験です笑)。
職場になれ、体力気力ともに万全になってからでも、それは良いと思うのです。
 
また、多様性の観点から
「同じようなタイプばかり集めるのは良くない」という意見が聞こえてきそうです。
これに関しては私も同感です。
この不確実な世の中を生き抜くためには、多様な人材がいた方が良いのは言うまでもありません。
 
ただ、タイプの異なるペアなどで協働させるのは危険だと思います。
互いが互いを理解できず、議論などが収束しない可能性があります。
そうした場合に活躍するのが、バランス型人材です。
どちらのタイプも理解できるので、仲介役になってくれるはずです。
 
ここまで書いてみて、気づいたこととしては、多様性を受け入れる以上バランス型人材は必須だということですね。
 
 
では、バランス型人材になるためにはどうすれば良いのでしょうか?
そもそもバランス型人材にはなれるのでしょうか?
 
答えはYesです。
 
方法はただ一つ。
学ぼうという姿勢で、異なるタイプの人に沢山触れることです。
 
どうしても自分と同じタイプの人と関わりたくなってしまうのが人間ですが
あえてコンフォートゾーンから抜け出しましょう。
ただ先述したように、体力気力ともに万全でない時には、控えるのが良いと思います。
 
異なるタイプに沢山触れ、そのエッセンスを吸収しましょう。
そして、あなたが人と接する際には、相手のタイプに適したコミュニケーションをとりましょう。
そうすればきっと協働はスムーズに進むはずです。
 
 
本日は、人間のタイプを大きく、合理的人材、情理的人材の2つに大別し
どちらも兼ね備えたバランス型人材になることで協働が円滑に進む、という内容で書かせていただきました。
 
あなたも是非、ご自身のタイプを考えてみてください。
 
 
最後までお読みいただきありがとうございました!
 
 
 
 
 
たっこん